2011年06月19日

松本峠

先日みちつくり研修会が開催され、熊野市へ行ってきました。

熊野には松本峠があり、ここは景色が最高ということでちょっと楽しみでした。
当日は雨が心配でしたが、曇りとまずまずの峠越え日和。
今回は大泊側から出発しました。
まず峠の案内板です。
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登りはじめの道は平成に修繕された道でした。見た目はきれいなのですが、急なため?なのか段が高いため?なのか運動不足のせい?なのか、短い距離でも非常に疲れました。
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そして現れたのが江戸時代の道です。大小様々な石があり、見た目も凸凹。けれども非常に歩き易かったです。そして疲れません。不思議です。
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この道は幅が2m以上あり、籠も通り易く作られています。端と真ん中で段の高さも違い、急ぐ人は真ん中、ゆっくりの人は端を通ると歩き易いとのこと。こんな昔から使う人を気遣っていたのに感心です。

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またこの道は石工(城の石垣を作っていた人で石の専門家)が作ったので、まるで石垣の様できれいです。そして丈夫です。
石工さんが作った理由は江戸時代には城を造ることがなくなり、石工の仕事がなくなったそうです。そこでそのかわりに道つくりを命じられたとのこと。公共事業ですね。

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峠のてっぺんにはこのようなお地蔵様がみえます。お地蔵さんにまつわる話があるので是非足を運んでみて下さい。

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展望台からの景色です。熊野の町並と七里御浜が見えます。熊野速玉大社までもう少し。と昔の人は思ったのでしょうか。

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下りの途中の道です。梅雨時期なのか苔の緑がとても青々としきれいでした。梅雨時には梅雨時の良さがあるのですね。
ちなみにこのあたりの石畳は明治のものだそうです。江戸や平成とまた違った並べ方ですのでよく見てみて下さい。

この松本峠は距離が短いのでちょっとした散歩にはおすすめですよ。