2010年06月04日

キアンガ・フォードさんのこれまでの作品紹介トーク

5月31日夜7時半から、ゆうがく邸に滞在中のアメリカ人芸術家、
キアンガ・フォードさんのこれまでの作品紹介トークが開催されました!

地元の方を中心に40名の方にご参加頂き、これまでキアンガさんが
どんな作品を作ってきたかや、そこに込められた意味をお聞きしました。

彼女の関心は、私たちをとりまく「環境」です。
環境とは、「空間」とその場を取り巻く「ストーリー」から成り立つと
彼女は考えています。特に、地理的(物理的)距離と文化的距離の関係を
探ることがテーマのようです。その疑問は、彼女がアフリカに留学した時に
「この人はどこから来たんだろう?」という不思議な目で見られた経験から
生まれたようです。

彼女が「環境」というテーマにアプローチする方法は2つ。
”今ある環境を使った作品”と、”新しく環境を作り出す作品”です。

「今ある環境を使った作品」には、「その場所の物語」という作品シリーズが
あります。ある町に半年以上滞在して、色々な人との会話や体験を通して、
ストーリーを作ってそれをiPodなどで聞きながら歩くことで、その町のことを
新鮮な視線で見ることができる、という作品です。

「新しく環境を作り出す作品」は、美術用語で「インスタレーション」と呼ばれ、
美術館などの空間に、別の町で作った前述のストーリーを、ヘッドフォン聞く
空間を作るものです。
その時に設置する家具なども彼女自身がデザインするそうです。
(今回の滞在中にも、キアンガさんがデザインした椅子を
ウッドメイク北村さんに作ってもらいました。また、作った椅子を持ち運ぶための
袋も松阪木綿でデザインして製作中です。

初めて見る作品形式ばかりで、トークに来て頂いた皆さんも「難しかった!」と
いう感想を頂きましたが、とても新鮮に感じて頂けたようです。

キアンガさんは6月7日に東京に移動し、2ヶ月半の滞在予定だそうです。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/38716760

この記事へのトラックバック