2011年09月24日

月と語る夕べin天満荘

昨日第8回月と語る夕べin天満荘に行ってきました。雲も月もない澄んだ空で星が綺麗でした。

天満荘とは大正14年建築の建物で、現在はNPO法人天満浦百人会さんが運営しています。普段はカフェをしていますので、ランチやケーキなどを食べて、まったりすることができる素敵な場所です。

そこでコンサートがありました。到着すると道沿いに燈籠があり、おしゃれでした。
P1020778.JPG

そしてコンサートが始まる前に、美味しい抹茶とうさぎの饅頭をいただきました。
P1020781.JPG

大正の建物ということで、欄間はゆうがく邸と違った形で、なかなか洒落ます。
P1020797.JPG

P1020799.JPG

会場は日本家屋ということで和室でした。すでにお客さんが大勢いました。
まず始めは東紀州を中心に活動しているバンド、スウィングミヤマさんの演奏。昴や上を向いて歩こうなど元気が出る曲。
P1020785.JPG

次は紀北演奏家協会「波」からアルト独唱扇野さん
P1020789.JPG
ソプラノ独唱千種さん
P1020792.JPG
お二人とも上手です。

ラストは二胡の演奏で剱山さん
P1020794.JPG
たっぷり二時間のコンサートでした。

P1020802.JPG
虫の声を聞きながら、ゆうがく邸としては、天満荘のみなさんの活動をお手本としていきたいと思いました。
こちらから天満浦百人会さんのHPをご覧下さい。

2011年09月18日

気球

今朝車を運転していたらこんな光景に出会いました。

IMG_1732.JPG

最初は何かわからなかったのですが、よく見ると
IMG_1734.JPG

運転中にでしたが思わず
IMG_1735.JPG

停まってじっくり見たかったのですが
IMG_1736.JPGIMG_1738.JPG

今日は天気が回復し、気持ちいいでしょうね。
IMG_1737.JPG

さらに正面に虹を発見。
IMG_1742.JPG

早起きは三文の徳です。

2011年06月19日

松本峠

先日みちつくり研修会が開催され、熊野市へ行ってきました。

熊野には松本峠があり、ここは景色が最高ということでちょっと楽しみでした。
当日は雨が心配でしたが、曇りとまずまずの峠越え日和。
今回は大泊側から出発しました。
まず峠の案内板です。
IMG_1408.JPG

登りはじめの道は平成に修繕された道でした。見た目はきれいなのですが、急なため?なのか段が高いため?なのか運動不足のせい?なのか、短い距離でも非常に疲れました。
IMG_1409.JPG

そして現れたのが江戸時代の道です。大小様々な石があり、見た目も凸凹。けれども非常に歩き易かったです。そして疲れません。不思議です。
IMG_1411.JPG
この道は幅が2m以上あり、籠も通り易く作られています。端と真ん中で段の高さも違い、急ぐ人は真ん中、ゆっくりの人は端を通ると歩き易いとのこと。こんな昔から使う人を気遣っていたのに感心です。

IMG_1414.JPG
またこの道は石工(城の石垣を作っていた人で石の専門家)が作ったので、まるで石垣の様できれいです。そして丈夫です。
石工さんが作った理由は江戸時代には城を造ることがなくなり、石工の仕事がなくなったそうです。そこでそのかわりに道つくりを命じられたとのこと。公共事業ですね。

IMG_1429.JPG
峠のてっぺんにはこのようなお地蔵様がみえます。お地蔵さんにまつわる話があるので是非足を運んでみて下さい。

IMG_1433.JPG
展望台からの景色です。熊野の町並と七里御浜が見えます。熊野速玉大社までもう少し。と昔の人は思ったのでしょうか。

IMG_1438.JPG
下りの途中の道です。梅雨時期なのか苔の緑がとても青々としきれいでした。梅雨時には梅雨時の良さがあるのですね。
ちなみにこのあたりの石畳は明治のものだそうです。江戸や平成とまた違った並べ方ですのでよく見てみて下さい。

この松本峠は距離が短いのでちょっとした散歩にはおすすめですよ。

2009年11月01日

伊勢のシンポジウムと賓日館

11月1日(日)、「世界遺産国際交流シンポジウム2009」が伊勢で開かれ、
最後の方と交流会だけ参加してきました車(セダン)

「これからの世界遺産の意義を問う」というテーマで、世界遺産の保存を通じて
国境を超えた連携を図ることで平和に寄与する、という壮大な理念の元、
熱気にあふれた非常に面白い会議でしたexclamation

こういうシンポジウムって、一般聴衆で参加するとあんまり面白さが
分からないんですが、世界中から専門家が集まり、ネットワークを形成
することは本当に意義のあることです。

三重県庁の皆さんが連日遅くまで準備され、その労力は想像を絶しますが、
無事成功に終わって本当におめでとうございます。

今回の経験が蓄積されて、三重の国際的な地位が上がっていくことは
素晴らしいことです!

ちょっと気になったのは、何で日本人って「日本は特別な精神性を持ってる」
ってことを強調したがるんでしょうか??

どの国にも歴史や精神性はあります。(歴史の浅いアメリカにだって!)
偉いさんが「日本は理解しにくい」とか言っていたので・・・
理解しやすい異文化なんてそうそう無いと思うんですがあせあせ(飛び散る汗)

「特殊な日本の文化」ゴリ押しじゃなく、普遍性をもっと強調した方が
会議の趣旨に合ってるし、外国の方も喜ぶと思うんですけどね。
特殊性を強調されると、海外の人の反応が心配になるのは私だけでしょうかexclamation&question

日本人が当たり前と思ってることが、とても日本らしいし、
日本人が日本らしいと思ってることは、案外普遍性を持ってる気がします。

それはともかく、シンポジウムの会場だった「賓日館」(ひんじつかん)
がとっても素敵な建物でしたぴかぴか(新しい)
旅行に行っても食べ物より建築様式に目がない私にとって、ヨダレもんです。
1887年に皇室や賓客の宿泊施設として建てられ、1999年までホテル別館
だったのが、2003年から資料館として開館しています。
front.gif kaijo.gif
(↑左)正面から。
(↑右)シンポジウム会場の大広間。見事な折上格天井(おりあげごうてんじょう)をご覧ください!!この桃山式は南蛮文化の影響ですね。

goutenjo.gif ryokan.gif
(↑左)御殿の間。皇室を迎える部屋で、最高格式の二重格天井です。
(↑右)資料館として、昔の旅館フロントが再現されています。

tenji.gif asahikan.gif
(↑左)吉野大峯、高野山、熊野三山の写真展示も行われていました。
(↑右)ゲストが宿泊している朝日館の饗宴場。ここも素敵なホテルです。

賓日館朝日館も二見浦の目の前、風情たっぷりな界隈にあります。
是非一度行ってみてください晴れ

2009年10月31日

熊野古道国際シンポジウムに行ってきました。

10月31日、熊野古道センターで「熊野古道国際シンポジウム」が開かれ、
参加してきましたダッシュ(走り出すさま)
symposium.gif
今年は、熊野古道が世界遺産に登録されて5周年。
イコモスという文化遺産の保存に関わるNGOの先生方が、ギリシャやスペイン、
キューバなどなど世界中から熊野の地に大集合しましたexclamation

日本からは日本イコモス委員宗田好史先生や速水林業の速水亨社長、
熊野古道の保存に関わっておられる花尻薫さん、金峯山寺の田中利典さん
といった現場の最先端の方が多数来られていた豪華な会議でしたぴかぴか(新しい)

「熊野古道」の重要性というのは、伊勢神宮という神道の神社と、
熊野三山という神仏習合の異なる宗教を結ぶ道であるということ。
お互いが対立していては道はできませんし、何といっても、それを
不思議に思わず受け入れていることが「日本人の精神性」というわけです。

この事実がインパクトを持って海外で受け止めらているようです。

「文化の道」というと、スペインのサンティアゴ巡礼道やシルクロードが
有名ですが、アメリカも西部開拓とネイティブの歴史がいっぱい詰まった
「文化の道」が16もあるそうです。アメリカにとって「道の保存」の一つは、
”100km先が見渡せる景観の保存”だというからスケールが違いますあせあせ(飛び散る汗)
7年前に車でアメリカ横断した経験から、アメリカの大自然を前にすると、
ネイティブ文化の精神性が心から納得できるんです。
熊野古道の精神性も、やはりこの「森林」無しには語ることができないんだ、
と速水さんのお話を通して再認識しました。

スリランカでは、保存活動が仏教の信仰と結びつけて考えられ、
国民参加が進んでいることなど、興味深いことがたくさんありました。

交流会ではあの有名な相可高校食物料理科の皆さんがケータリングして下さり、
情熱大陸に出ていた村林先生もいました〜(ミーハー笑)
ryouri.gif

11/1はシンポジウムの続きで伊勢に行ってきま〜す晴れ

2009年10月30日

魚まちの見所

以前のブログで、魚まちのみどころをアップします!と
予告していましたので、遅ればせながらあせあせ(飛び散る汗)

とりあえず私の知ってるポイントの中から基本中の基本を!

1江の浦大橋(α橋)
alfa.gif
橋の上からの魚まち一望の風景は絶景です。
魚まちの方から階段で登るか、島の方に車を停めるスペースがありますので、
天気の良い日は散歩してみて下さい〜

2江の浦橋(昇降橋)
syouko.gif
音楽が鳴りだすと・・・橋の真ん中が上下します!
大きな船が通るときだけしか見られませんので、見られたらラッキーexclamation&question

3長島神社
kusunoki.gif
樹齢800年を超える大クスノキ!
後ろの石垣は江戸時代に作られたものだそうですexclamation

4大師堂(西町聖観音像)
syokannon.gif
平安末期か鎌倉時代に作られたと言われる観音像があります。
聖観音(しょうかんのん)は、色んな姿に変身する観音様の基本形らしいです。
屋内の装飾も、往時の極彩色を偲ばせます。

あと魚まちのオススメといえば、何と言っても名ガイドです!
左の和手さん、右の植田さんをはじめ、数名のガイドさんがおられます。
watesan.gifuedasan.gif
45分コースから半日コースまで、色々な希望に答えていただけますよ〜

NPOの事業でも、どんどん魚まち紹介は取り入れていきたいです晴れ

2009年09月16日

里山と大昌寺の格子絵天井

秋ですね。日差しも柔らかくなり、空にはイワシ雲が浮かんでいます。

秋といえば赤とんぼ。
童謡「赤とんぼ」といえば里山の風景。
というわけで(?)今日は里山について考えを巡らせていました。

紀北町は東西20キロと横長で、山が海際まで迫っているためかなりの部分が里山となっています。今日は尾鷲市に行っていたので、帰りに紀北町を横断しながら里山の風景を写真に収めていました。

satoyama.gif satoyama-2.gif
(左)紀伊長島区田山のあたり。ザ・里山の雰囲気が伝わるでしょうか・・・
(右)海山区の銚子川。ちょうど列車が通っています。

特に考えさせられたのは、国道422号線沿いの大原という集落にある「大昌寺」の格子絵天井でした。

iriguchi.gif
観光地化されていないひっそりとした佇まいの中にあるお寺で、不動堂、不動明王立像、格子絵天井が町の文化財に指定されており、いつでも見学可能です。

tenjo.gif
この天井絵は江戸時代に描かれたものらしいのですが、作者は伝わっていません。
かなり鮮明に残っています。

絵そのものより、そのお堂の静かな空間、ひいては里山の中にそれがあるという事実に心を動かされました。

紀北町の魅力を考えた時に、「海と山があること」を第一に考えていましたが、海に囲まれ山地が70%を占める日本においてはそれは固有の魅力では無く、本当は何が魅力なのかというと、「そこに住む人の暮らしの現れ方」なのですね。

格子絵天井がまさにその「暮らしの現れ方」の一つです。歌や絵を楽しむ人たちがそこに存在し、その人たちがここの里山風景を作り上げたのだと気づきました。里山は、自然そのままではなく人が作り上げたもの=文化なのだと、当たり前の事ですが改めて実感できました。

「まちづくり」も同じで、住む人の生活の現れが「家」であり、人と家の集まりが「街」になります。格子絵天井を見て、自身もこの空間に存在した人々と同じような文化的な生活を送っているかと、自問しました。

皆さんも大昌寺で考えを巡らせてみませんか晴れ

2009年09月01日

熊野古道の峠5-馬越峠

紀北町の熊野古道シリーズ第5弾、ついにラストです。
これで紀北町は端から端まで歩いたことになります。
「馬越峠」です!

今回は、峠に登るだけではありません!
さらにそこから、尾鷲を一望できる天狗倉山(てんぐらさん)へと足を向けます。

magose-1.gif

馬越峠、このルートの魅力は何と言っても伊勢路随一の石道の美しさです。大きな石畳にむした苔は、古道の時間を感じさせます。
ちなみに歩くときは、石の真ん中に足を乗せると滑りやすいので、石と石の間を歩くと良いそうです。



峠からは、尾鷲が一望できます。

さて、峠で一服した後は、天狗倉山(522m)に挑戦です。途中はかなり急な山道になっています。

tengura-1.gif

←天狗倉山の頂上には大きな大きな岩があり(国道からも見えるほどです)、そこのハシゴを登ると、岩の上は最高の展望台・・・のハズが、あいにく霧で景色は見えませんでしたバッド(下向き矢印)




↓岩のそばには、修験道の開祖、「役行者(えんのぎょうじゃ)」を祀った小さなお堂がありました。かつてはこの山にも修験者がいたのでしょう。
tengura-2.gif

思った以上にハードでしたが、また晴れの時を狙って挑戦したいです晴れ

熊野古道の峠道4−始神峠

紀北町の熊野古道シリーズ第4弾、
今回は紀伊長島区と海山区の境界に当たる「始神峠」です!
三浦の発電所裏手からスタートし、馬瀬まで行きました。

このルートは地元の方々によって整備されているので、きれいな木橋や階段があって歩きやすく、案内板やベンチ、杖なども備えられています。

hajikami-hashi.gif hajikami-2.gif
(左)とてもきれいな木橋です。
(右)渓流に手洗い場が整備されています。案内板の近くに木のベンチもあります。

この峠からの眺めも絶景です。「紀伊の松島」が見渡せます。
hajikami-1.gif

hajikami-3.gif hajikami-4.gif

(左)ひのき林の美しさは目を見張るものがあります。
(右)道が緑のじゅうたんのよう。

船津駅まで行くには車道を通るので注意が必要ですが、比較的緩やかな山道が続くので、今までで一番、景色を堪能しながら歩くことができました晴れ

熊野古道の峠3ー熊谷道

紀北町の熊野古道シリーズ第3弾。
今回は「熊谷道」から道瀬海岸、古里海岸沿いと北東に歩いてきました。

ここは緩やかな山道と海沿いの開けた道という、ほかの峠道とは趣の異なるコースです。今回はあいにく雨でしたが、雨の熊野古道も濡れた草の香りが心地よく、それに涼しく快適でした。

熊谷道自体は1,8キロほどのさくさく歩ける道のり。下ってくると目の前に海が開けます。
kumagaya-doze.gif
↑道瀬海岸の防波堤のところを歩いています。

道瀬海岸から古里海岸に至るまでの間、若宮神社から一気に険しい階段があります。ここさえ登ってしまえば、後は海を見ながらのウォーキング。

kumagaya-1.gif
↑途中の展望台からの眺めは絶景。まさしく「紀伊の松島」です。

古里海岸近くには「古里温泉」いい気分(温泉)があります。
熊野古道を歩いた後に温泉、なんていうのも良いですね晴れ

熊野古道の峠道2−ツヅラト峠

紀北町熊野古道シリーズ第2弾。
今回は「ツヅラト峠」です。

ツヅラト峠は荷坂峠と同じく梅ヶ谷〜紀伊長島間で、伊勢と紀伊の国境の峠です。
ツヅラト峠の方が古く、江戸初期まではこちらがメインルートでした。
荷坂は紀伊長島方面から歩きましたが、今回は梅ヶ谷側からです。

ツヅラトとは九十九折のことです。
文字通り細く曲がりくねった山道が続きます。
↓峠からは、紀伊長島の海だけでなく、町並みも臨めます。
tudurato-1.gif

峠から下る道は本当に細い道なので、危うく斜面を転げ落ちそうになりました(ロープにつかまって手の指の皮がむけましたあせあせ(飛び散る汗)

それでもとても古い石垣や石道がきれいに保存されているのを見ると、昔の人の技術と現在峠を守る活動をされている方々の努力を思わずにはいられません。
tudurato-2.gif

熊野古道の峠道1-荷坂峠

紀北町は世界遺産にも登録されている「熊野古道」がある地域です。

熊野古道は和歌山、奈良、三重にまたがる古くからの参詣道ですが、伊勢から熊野に至る道を「伊勢路」と呼びます。

市街部分は国道になっている箇所が多いですが、現在トンネルが通っている山道には、昔ながらの石畳が残り、とても風情のある山歩きを楽しむことができます。

紀北町を起点として歩くことのできるコースは、北から順に
「荷坂峠」
「ツヅラト峠」
「一石峠・熊谷道」
「始神峠」
「馬越峠」
があります。

8月下旬に5日連続で峠を制覇してきました!

まずは荷坂峠。
紀伊長島駅からスタートして、梅ヶ谷駅まで約8キロの道程です。
nizaka-1.gif
↑山道の起点。シダの茂る自然の中の道を歩きます。
曲線を描く標石は、すべての熊野古道に共通して立てられているものです。

nizaka-2.gif
↑沖見平からの眺め。山の合間から紀伊長島の港が臨めます。

梅ヶ谷に向かう道は国道をなぞります。
8月の暑い中歩くのはかなりハードでした。
ペットボトルの水が3本ほど必要ですね!晴れ