2010年10月23日

「伊勢熊野みち」みちづくり研究会に参加しました

平成22年10月17日(日)に「伊勢熊野みち」みちづくり研究会が大紀町にて開催されAPOC尾鷲事業所及びゆうがく邸のスタッフも参加しました。まず、みちづくり研究会の目的をご紹介しますと、「紀勢自動車道の延伸が東紀州に様々な効果や影響を及ぼすなかで、「熊野古道伊勢路」を活かした広域的な集客交流の推進等による東紀州地域の活性化に向け、伊勢方面のグループとの連携強化や活動展開のあり方について、日本風景街道「伊勢熊野みち」推進協議会の構成団体等の間で理解を深める」というものです。なにやら難しそうだなと思いながら参加しましたが、思った以上にこれからの活動に参考になることがあり、また、様々な方と交流を深めることができました。研究会会長の室谷さんからもお話がありましたが、近年伊勢から熊野へという形でのツアーが関西方面から多くなり、人の流れが東紀州にきているという傾向があるようで、これを機会にその伊勢から熊野の間にある大紀町、紀伊長島、尾鷲からの参加者が互いに交流を深め連携していこうという狙いがありました。

さて、当日のスケジュールを要約しますと、
10時 瀧原宮
12時 マコモ料理食事会
14時 講演と勉強会
16時 解散
というものでした。

 瀧原宮では宮司さんから説明を頂きましたが、これまでなにげなく見てきた建物やその構造などに一つ一つ意味があること、お参りする作法など今回初めて知ることも多く、勉強になりました。20年毎に建て替えることで何百年前の古い建物をそのまま新しく遺していくこと(常若)というお話など印象的な内容も多く、なかなかできない貴重な体験をさせていただきました。もちろん以前にも瀧原宮には来たことはありましたが、やはり今回のように説明をしていただくことでの体験がより意味のある、記憶に残るものになるのを実感しました。多くの方がおっしゃっていましたが瀧原宮そのものがとても素敵な場所で、その後の勉強会でも話に上りましたが、伊勢から熊野への道中のキーポイントになる場所であることはまちがいありません。
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 その後、大内山の「四季の森公園」にもどり、米ケ谷地区活性化グループ『膳』さんの主催によるマコモ料理食事会でいろいろな調理方法によるマコモ料理をいただきました。炊き込みご飯から、天ぷら、きんぴらなど本当にたくさんの料理をいただくことができ、とくに天ぷらなどでその食感がとても良く、すっかりファンになってしまいました。
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 講演会では皇学館大学の櫻井教授から伊勢から滝原を幕末から明治の頃に歩いた古老の遺した記録をもとに、地域の名所を文化資源としてとらえ、その価値と活用についてといったお話をいただきました。私自身の現在の住まいの近くの内容でもあり、今は知る人もほとんどいない四十八瀧という名所があったということが興味深く、また、このような埋もれた歴史を発掘し訪れる人々にも紹介できればとても意味のあることだと感じました。その講演をもとに参加者が3グループに分かれて、意見交換を行いました。その中で出たのはまずもっと自分たちの地域のことを知りそのなかでの連携を深めていくことが重要で、さらにその上で広域的な広がりをつくっていくことが大事だということや、高速道路ができても通過せずに歩いてもらえるように、古道が結ぶそれぞれの町のなかでの工夫が大事といったことがありました。共通しているのはそれぞれ個人であったりお店であったり、グループであったりはがんばっていてもつながりが薄く、線になっていっていないという現状認識でした。具体的な提案もあり、レンタサイクルなどが乗り捨てができたりもっと使い易くなるようにするべきというものなど同感することが多々ありました。
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 紀伊長島の方も多く参加されており、そのまちに対する強い思いを感じ、そのような人と多く知り合えたことで今後の活動へとても良い刺激となりましたが、もっともっと自分自身がこの地域のことを勉強し、多くの人と知り合わないといけないなと感じました。
(生活体験コーディネーター 高橋)
posted by APOC at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | その他